大学は出たけれど [VHS] - - スウィートアイテム
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レビュー(Amazon.co.jp)
1929年サイレント映画。大学を卒業したものの定職につけない徹夫(高田稔)は、田舎の母親(鈴木歌子)に「就職した」と嘘の電報を送ったことから、母は婚約者(田中絹代)を連れて上京。ふたりの嬉しそうな顔を見ると、徹夫はなかなか本当のことが言えずにいるが、彼の嘘を見抜いた婚約者は、徹夫に内緒でカフェーで働き始める…。
大卒卒業者の就職率が30パーセントという不況の昭和初期を背景に、就職できない男が奔走するさまを小津安二郎監督がコメディ・タッチで描いた作品だが、全長版はすでに紛失しており、現在のところ11分ほどの断片しか観ることができない。それでも後に小津がこだわり続ける小市民生活の繊細な日常描写の数々をここですでにうかがうことができる。原作は小津の盟友であり、小津ともども戦前戦後の名匠・清水宏。そもそも本作は彼が監督する予定で企画が進められていたものだった。(的田也寸志)
カスタマーレビュー ![]()
昭和4年と現在、何が違うのか?
(2006-11-01)
本来は70分だったらしいが、現存するものは11分程。無声映画
世界恐慌の年の日本である。9月公開で、10月14日のNY大暴落。
何が今と違うのか?大学と言う価値観を考えさせられる。職業に貴賎無し、まさに小津監督の真髄なのだろう。
就職に困ったら
(2004-03-03)
これを一発検索した人は相当なマニアですね。敬意を表します。
10分程度のサイレントですが、小津の基本路線はしっかりと
築かれています。
就職にありつけない男のために婚約者の女がカフェーで
働いているのを目の当たりにして、とにかく就職しようと
落ちた会社に行ったら、受かったというなんともほのぼの
とした映画。(あ、全部書いちゃった!)
1929年は世界恐慌でしたネ。(イクニンクルシク世界恐慌
と世界史の時間覚えさせられました)
やっぱり小津監督は凄い!
(2003-06-10)
この映画のレビューを書くのは、結構難しいですね。なんて言ってもフィルムが十分そこらしか残ってないんですから。当時地方の映画館を巡って上映されている間に短くなってしまったらしいんです。ただ言えることは、断片的に残されたその映像からも、小津監督のユーモアとかアイロニーを交えながら、人生の苦味と甘味が伝わってくる作品ですね。やっぱり小津監督は凄い!って感じで許してください。
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